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玄関の収納

玄関の収納リフォームの概要

 玄関の収納リフォームのポイントを押さえる前に、玄関の扱われ方について少し理解しておいていただければと思います。

 玄関は宅配便の配達員の方でも入ることのある場所であり、そのためどうしても見た目が気になります。他方で毎日必ず通る場所ですから、ある意味非常に便利で、ついついモノを置いてしまいがちで片付かなくなる可能性があります。しかも毎日通る割りにはそこでじっとしていることがないので見た目の問題を改善しようとすることは少ないというのが実際です。

 このような事情のある玄関ですが、特に問題となるのは、靴、傘の収納に困ることがあるのはもちろん、ゴルフバッグやバットやボールなどのスポーツ用品、子供の外遊び用のオモチャ、ベビーカー、園芸用品、自転車、レジャー用品など様々なモノを置いてしまうということです。

 ここで是非このことについて「何故か?」と考えていただきたいのです。これらに共通するのは「土が付いている」もしくは「家の中には入れたくない」ということです。
 逆に考えると、一般的な住宅でそういったモノを置いて差し支えない場所というと玄関くらいしかないのですね。でも実際にはそういった場所が足りないと感じているお宅が多いのです。これはつまり一言で言えば、「住宅建築業界が玄関を不当に低く評価している!」ということなのです。

 こういった現象が生じてしまっている原因を突き止めるには、時計を縄文時代まで戻して考える必要があります。縄文時代の一般人の住宅と言えば竪穴式住居でした。このとき、床は全て土間です。言い換えれば、土の付いたモノは家の中のどこに置いても差し支えない状態です。
 その後、木造建築の時代となり、家の中に板の間が出来ました。板の間がいわゆる居住スペースで、土間にはかまどが置かれたり、作業場となりました。この時代も家の中の約半分程度は土の付いたモノはどこに置いても問題ない状態ですね。

 ところがさらに時代が進んで戦後、生活様式が洋風化してくると、かまどが板の間に上がってきてキッチンとなり、風呂やトイレも家の中、床の上に進出してきて、気が付いた時には「土の付いたモノを置いて差し支えない場所」は玄関だけになってしまったのです。つまり、玄関は様々な用途のスペースが板の間に進出してきた結果残されたただ唯一の「土の付いたモノを置いて差し支えない場所」であり、残りもののような場所なのです。

 こうなってしまった理由はもうひとつ、別の角度から言うことが出来ます。それは現代の日本の住宅が欧米のそれを模倣して作られたということです。もうちょっと分かりやすく言うと、欧米ではそもそも靴を脱いで家の中に入るという習慣がないので日本人が考えるような玄関は存在せず、そのためその部分(=玄関)だけが真似をする適当な材料がなかったんですね。
 欧米では家中が「土の付いたモノを置いて差し支えない場所」なのですが、日本では玄関だけ。これは大変大きな問題と言えるでしょう。

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